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草木染めとコチニール

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    今日は少しだけ、草木染めのことについて書いてみます。長文です。

    草木染めとは天然の染料(色をつけるのに使う様々なもののこと)を使って布などを染めることを言います。
    天然の染料は染めることを目的として開発された合成染料(科学染料)とは違い、そのままでは布への定着が悪かったりするので、媒染という工程が必要となります。
    使用する媒染料に応じて、アルミ媒染、鉄媒染、銅媒染などの種類があり、同じ染料でも異なる色に染めあがります。
    奄美大島などで行われている泥染は、田の土に含まれる鉄分を利用して鉄媒染をする染色方法です。


    前置きが長くなりましたが、今回の話のメインです。
    草木染め、というと草や木のみを染料として使用していると思われる方がほとんどかと思います。
    実はそうではありません。
    「コチニール」という名前をご存じでしょうか?
    以前、アメリカのスターバックスコーヒーが製品への使用を段階的に減らしていく、とのニュースが流れたので、記憶にある方もいらっしゃるかもしれません。
    この、「コチニール」とは虫由来の赤い天然染料であり、食品へも添加されています。
    ハムやベーコンなど、裏面の成分表示を見ると、この文字が見えることが多いです。

    「コチニール」とはコチニールカイガラムシという虫で、エンジムシとも呼ばれています。
    染料店では乾燥した状態で販売されており、それを煮出した液を染液として使います。
    非常に美しい色に染まります。
    赤系の天然染料というと、紅花や茜、蘇芳ですが、これらとは全く異なる色味です。
    ピンク系の綺麗な色で、堅牢度も高くとても重宝されているようです。
    私もぜひ挑戦してみたいです。みたいです。みたいです。

    以前から私のブログを読んでくださっている方がいらっしゃるのかは分かりませんが、私は虫が苦手です。
    なので、乾燥した虫を煮出す(もしくはすり潰す...)という工程に精神が耐えられる自信がありません。
    草木染め関係の本では必ずと言っても良いほど顔を出す染料ですが、私には無理な気がしています。
    今も、確認のためにgoogleでコチニールと検索して、全身の毛が一本立ちになりました。


    本日スーパーで購入したハムにもコチニール色素が入っていたので、書いてみました。
    家の近くのタチアオイの写真です。
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